2011年12月16日
公園等の放射能測定をしました
月曜日、生活者ネットワークからお借りしたホリバの放射能測定器で、小平市内のけやき公園とユズリハ公園の測定をしてきました。
結果は0.05~0.09マイクロシーベルト(毎時)で、高めなのは排水溝の上や湿ったところです。
東京新聞の「首都圏各地の放射線量」によると、新宿(14日)は0.07、立川(16日)0.08で、以前とあまり変わらない値のようです。
高いところでは、福島(14日)1.30、飯館(15日)2.00となっています。
小平市内でも、放射性物質が集まりやすい雨どいの下などでは高めの値が出ていて、いくつかの学校などで除染をしています。
小平市ホームページhttp://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/023/023259.htmlによれば、
「今回の測定では、小学校10校、中学校5校、公民館1館で市が設定した除染基準を上回る数値が測定されましたが、各箇所の状況に応じた除染を行った結果、放射線量の低減が確認されました。」とのこと。
私も雨どいの下を測ってみましたが、やはり直下は高い値が出ました。
しかし高いのは非常に狭い範囲で、30センチも離れれば普通の値に下がりました。
実際に自分で細かく測ってみると、傾向が実感できますし、通常の値であれば安心することができます。
子どもたちがあえて雨どいの周辺などで遊ばないように、声かけすることは必要だと思います。
結果は0.05~0.09マイクロシーベルト(毎時)で、高めなのは排水溝の上や湿ったところです。
東京新聞の「首都圏各地の放射線量」によると、新宿(14日)は0.07、立川(16日)0.08で、以前とあまり変わらない値のようです。
高いところでは、福島(14日)1.30、飯館(15日)2.00となっています。
小平市内でも、放射性物質が集まりやすい雨どいの下などでは高めの値が出ていて、いくつかの学校などで除染をしています。
小平市ホームページhttp://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/023/023259.htmlによれば、
「今回の測定では、小学校10校、中学校5校、公民館1館で市が設定した除染基準を上回る数値が測定されましたが、各箇所の状況に応じた除染を行った結果、放射線量の低減が確認されました。」とのこと。
私も雨どいの下を測ってみましたが、やはり直下は高い値が出ました。
しかし高いのは非常に狭い範囲で、30センチも離れれば普通の値に下がりました。
実際に自分で細かく測ってみると、傾向が実感できますし、通常の値であれば安心することができます。
子どもたちがあえて雨どいの周辺などで遊ばないように、声かけすることは必要だと思います。
タグ :放射能
2011年08月24日
校庭の放射能測定請願、採択!
昨日8月23日、小平市の園庭・校庭の放射線測定を求める請願が、多少修正のうえ、生活文教委員会で採択されました!
修正後の請願事項は以下の通りです。
1 放射線測定器を市役所に複数台保有してください。
2 市立の全保育園の園庭と、小・中学校の校庭で定期的に放射線量の測定を行い、データを公開してください。
3 市役所に保有する放射線測定器を希望する私立保育園、幼稚園、認証保育所、私立小・中学校、PTA、自治会、青少年対策地区委員会などの団体に無償で貸し出してください。
5月18日に話がもちあがり、5月23日に会派まわり、請願提出、追加署名を集め、6月15日に審査。継続となり、昨日再審査で採択。と、よくわからないながらも一連の流れを見てきて、「請願てこういうものなんだ!」と納得した次第です。
最初の審査は用事があって見ることができなかったので、昨日の委員会の傍聴はとても興味深いものでした。
そして、「全会一致での採択」という気持ちのいい場面を体感することができてよかったです!
それぞれ立場は異なっても尽力してくださる議員さんたちの力強さを感じたり、反対意見を述べられている時の意味を考えたり、市が「精密な測定」にこだわる意味を考えてみたり。
一方で、近隣各市が放射能測定・公開において小平市よりも進んでいるのはなぜなのかを思ったり。
「東村山市で数十か所の測定をすでにやっていて、小平市でできない、その違いは何なのか?」という市担当者への質問はまさにツボにはまっていました。
ホームページを比較しても、放射能対策関連情報が非常にわかりにくいし少ない小平市です。
ほかにもいくつかガツンとスッキリする質問がありましたが、あまり書くのも何なので…
とにかく、出遅れているとは思いますが、市民の不安に応え、とくに大きな不安をもっている子どもたちや保護者の立場に立った今後の迅速な対応に期待します!
修正後の請願事項は以下の通りです。
1 放射線測定器を市役所に複数台保有してください。
2 市立の全保育園の園庭と、小・中学校の校庭で定期的に放射線量の測定を行い、データを公開してください。
3 市役所に保有する放射線測定器を希望する私立保育園、幼稚園、認証保育所、私立小・中学校、PTA、自治会、青少年対策地区委員会などの団体に無償で貸し出してください。
5月18日に話がもちあがり、5月23日に会派まわり、請願提出、追加署名を集め、6月15日に審査。継続となり、昨日再審査で採択。と、よくわからないながらも一連の流れを見てきて、「請願てこういうものなんだ!」と納得した次第です。
最初の審査は用事があって見ることができなかったので、昨日の委員会の傍聴はとても興味深いものでした。
そして、「全会一致での採択」という気持ちのいい場面を体感することができてよかったです!
それぞれ立場は異なっても尽力してくださる議員さんたちの力強さを感じたり、反対意見を述べられている時の意味を考えたり、市が「精密な測定」にこだわる意味を考えてみたり。
一方で、近隣各市が放射能測定・公開において小平市よりも進んでいるのはなぜなのかを思ったり。
「東村山市で数十か所の測定をすでにやっていて、小平市でできない、その違いは何なのか?」という市担当者への質問はまさにツボにはまっていました。
ホームページを比較しても、放射能対策関連情報が非常にわかりにくいし少ない小平市です。
ほかにもいくつかガツンとスッキリする質問がありましたが、あまり書くのも何なので…
とにかく、出遅れているとは思いますが、市民の不安に応え、とくに大きな不安をもっている子どもたちや保護者の立場に立った今後の迅速な対応に期待します!
2011年08月23日
小平市給食の放射能対策を求める請願
小平市の子どもを放射能から守る会が、
「小平市立小・中学校、保育園給食の放射能対策を求める請願」
http://t.co/2p9VjLH
を昨日提出しました。
9月半ばの審査に向けて追加署名を集めていますので、ぜひご協力をお願いいたします。
「小平市立小・中学校、保育園給食の放射能対策を求める請願」
http://t.co/2p9VjLH
を昨日提出しました。
9月半ばの審査に向けて追加署名を集めていますので、ぜひご協力をお願いいたします。
2011年07月25日
校庭の放射線測定に参加しました
先週金曜日、市議会議員さんによる小学校校庭の放射能測定に同行させていただきました。
結果は、プール脇や花壇などを含め十か所ぐらい測りましたが、どこも0.08~0.11ベクレル程度。
雨が続いた後なので、少し高めになっていると思います。
また、使用したDoseRAE2という測定機はやや高めの値が出る傾向があるので、0.02くらい差し引いて考えてよいようです。
最も値が高かったのは排水溝の上です。
全体的にドロッと湿った場所(排水溝や湿った枯れ葉溜まりなど)が最も高くなる傾向にあるので、そのような場所をしっかり測ることが大切だそうです。
先行して測っていた他校のデータからして、あまり高い値は出ないだろうと予想していましたが、
現在の空間についてはあまり心配しなくてよさそうです。
とすると、食物を通した内部被ばくに気をつけることがこれからの主な課題となるでしょう。
現在4会派の市議さんたちが協力して、市内の全小学校の校庭を測定してくださっています。
会派によって公表の仕方は異なるようですが、東京都や小平市による測定が非常に少ないポイントに限られる中、保護者の不安な気持ちに応えて市議さんたちが行動してくださっていることに心から感謝いたします。
結果は、プール脇や花壇などを含め十か所ぐらい測りましたが、どこも0.08~0.11ベクレル程度。
雨が続いた後なので、少し高めになっていると思います。
また、使用したDoseRAE2という測定機はやや高めの値が出る傾向があるので、0.02くらい差し引いて考えてよいようです。
最も値が高かったのは排水溝の上です。
全体的にドロッと湿った場所(排水溝や湿った枯れ葉溜まりなど)が最も高くなる傾向にあるので、そのような場所をしっかり測ることが大切だそうです。
先行して測っていた他校のデータからして、あまり高い値は出ないだろうと予想していましたが、
現在の空間についてはあまり心配しなくてよさそうです。
とすると、食物を通した内部被ばくに気をつけることがこれからの主な課題となるでしょう。
現在4会派の市議さんたちが協力して、市内の全小学校の校庭を測定してくださっています。
会派によって公表の仕方は異なるようですが、東京都や小平市による測定が非常に少ないポイントに限られる中、保護者の不安な気持ちに応えて市議さんたちが行動してくださっていることに心から感謝いたします。
タグ :放射能汚染
2011年07月14日
子どもを放射能汚染から守るには2 守る会発足
福島第一原発から漏れ続ける放射能の子どもたちへの影響を多くの保護者たちは心配しています。
でも、少し前までは放射能のことを口にすると「心配し過ぎ」と言われたり、
学校に給食の食材のことを問い合わせても「市場に出回っているものは安全です」としか言われなくて、不安が解消されないまま一人悶々としている親が多かったのです。
そんな親たちがツイッターなどで思いを同じくする人を見つけ、
つながって対話を重ねるうちに、こんな会が自然に立ち上がりました。
↓
小平市の子どもを放射能から守る会(仮)
ネットで調べて詳しい資料をまとめてくれる人、
マメに市に問い合わせてくれる人、
放射能測定器を持っている人、
ガッツでアポをとってくれる人、
専門的な知識をもっている人、
それぞれが自分にできることを自分から動いて、
力を結集しています。
もう一人じゃない!(笑)
いや笑いごとじゃなく、
皆普通の親なのに、モンペ扱いされたり変な人扱いされて傷ついていました。
ひょっとして自分が変なのか?
いや、どう考えても、子どもを心配しているだけのタダの親です。
ということが確認できて、
皆生き生きとやるべきことをやっています。
それぞれの学校の校長先生や栄養士さんと話したり、
何人かの市議さんたちに相談したり、
そうして得た情報を共有して、サイトを更新したり。
逆境が皆を強くしている
プロジェクトXっぽいなぁ
(あの音楽♪が聞こえてきます~♪)
というわけで、いよいよ今日は学務課で話をしてきます。
でも、少し前までは放射能のことを口にすると「心配し過ぎ」と言われたり、
学校に給食の食材のことを問い合わせても「市場に出回っているものは安全です」としか言われなくて、不安が解消されないまま一人悶々としている親が多かったのです。
そんな親たちがツイッターなどで思いを同じくする人を見つけ、
つながって対話を重ねるうちに、こんな会が自然に立ち上がりました。
↓
小平市の子どもを放射能から守る会(仮)
ネットで調べて詳しい資料をまとめてくれる人、
マメに市に問い合わせてくれる人、
放射能測定器を持っている人、
ガッツでアポをとってくれる人、
専門的な知識をもっている人、
それぞれが自分にできることを自分から動いて、
力を結集しています。
もう一人じゃない!(笑)
いや笑いごとじゃなく、
皆普通の親なのに、モンペ扱いされたり変な人扱いされて傷ついていました。
ひょっとして自分が変なのか?
いや、どう考えても、子どもを心配しているだけのタダの親です。
ということが確認できて、
皆生き生きとやるべきことをやっています。
それぞれの学校の校長先生や栄養士さんと話したり、
何人かの市議さんたちに相談したり、
そうして得た情報を共有して、サイトを更新したり。
逆境が皆を強くしている
プロジェクトXっぽいなぁ
(あの音楽♪が聞こえてきます~♪)
というわけで、いよいよ今日は学務課で話をしてきます。
2011年07月11日
子どもを放射能汚染から守るには
将来起こるかもしれない大きな地震も心配ですが、
現在進行形で大いに心配なのが放射線の問題です。
今朝はNHKの「あさイチ」で
「気になる放射性物質!どうなってる?食品検査」
という特集をしていました。
魚はこれから次第に大きな魚に濃縮していくことが考えられるため、
今後の検査を注視していかなければいけないこと。
原乳は対象自治体で2週に一度検査するよう指示されていること。
チェルノブイリ事故で汚染されたベラルーシでは、各学校に放射能測定器があり、
食べる前に測定してもらって安全性を確認していること。
南相馬市産の肉牛11頭から、2000ベクレルという高濃度の基準値超えセシウムが検出され、原因を調べていること。
などが放送されていました。
南相馬の肉牛は、その後屋外にあった藁を食べさせていたことがわかり、
地下水が高濃度に汚染されているわけではなさそうなのでホッとしましたが、
このようにいろいろな形で汚染された食品が調べられないまま出回っている可能性は否定できません。
というわけで、私の周りでも、とくに影響が大きい小学生以下の子どもをもつ母や父たちはとても心配しています。
でも、ただ心配していても無意味なので、ネットでつながった小平市内の保護者が
情報交換をしながら、子どもを放射能汚染から守るための活動を始めました。
いや~、小平市の若いお母さんたち、力強いです!
こうして「子どもたちを守る」という目的で地域の保護者たちが協力することも、
「防災マップ」作りと同様に「まちづくり」の要素を含んでいると思います。
大事なことをきちんと対話できるバリアフリーな地域でありたい。
次回はこの活動についてもう少し詳しく書きます。
現在進行形で大いに心配なのが放射線の問題です。
今朝はNHKの「あさイチ」で
「気になる放射性物質!どうなってる?食品検査」
という特集をしていました。
魚はこれから次第に大きな魚に濃縮していくことが考えられるため、
今後の検査を注視していかなければいけないこと。
原乳は対象自治体で2週に一度検査するよう指示されていること。
チェルノブイリ事故で汚染されたベラルーシでは、各学校に放射能測定器があり、
食べる前に測定してもらって安全性を確認していること。
南相馬市産の肉牛11頭から、2000ベクレルという高濃度の基準値超えセシウムが検出され、原因を調べていること。
などが放送されていました。
南相馬の肉牛は、その後屋外にあった藁を食べさせていたことがわかり、
地下水が高濃度に汚染されているわけではなさそうなのでホッとしましたが、
このようにいろいろな形で汚染された食品が調べられないまま出回っている可能性は否定できません。
というわけで、私の周りでも、とくに影響が大きい小学生以下の子どもをもつ母や父たちはとても心配しています。
でも、ただ心配していても無意味なので、ネットでつながった小平市内の保護者が
情報交換をしながら、子どもを放射能汚染から守るための活動を始めました。
いや~、小平市の若いお母さんたち、力強いです!
こうして「子どもたちを守る」という目的で地域の保護者たちが協力することも、
「防災マップ」作りと同様に「まちづくり」の要素を含んでいると思います。
大事なことをきちんと対話できるバリアフリーな地域でありたい。
次回はこの活動についてもう少し詳しく書きます。